カーボンニュートラル推進室
Carbon Neutrality Promotion Office
目的
気候変動への対策として打ち出された2050年のカーボンニュートラル目標(パリ協定)、さらに日本政府がそれに向けて2030年に温室効果ガス46%(2013年比)削減に対して産官学民が協力して取り組むことは、喫緊の社会的課題です。
これを受けて、2021年7月に「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション(以下、CNコアリション)」(2021-25年度)が設立され、全国の大学や研究機関が連携してキャンパスのゼロカーボン化、地域のゼロカーボン化、イノベーション、人材育成、国際連携を推進することになりました。また、CNコアリション設立時に「カーボンニュートラル達成に向けた東海国立大学機構のビジョン」を公表しました。東海国立大学機構はこれに全面的に貢献することとし、その推進体制として「カーボンニュートラル推進室」を2021年11月1日に設立しました。
「カーボンニュートラル達成に向けた東海国立大学機構のビジョン」は、2020年4月に設立された東海国立大学機構のスタートアップビジョンのうちのひとつ「社会・産業の課題解決を通じた国際社会と地域創成への貢献」を示す「東海地域の大学・産業界・地域発展の好循環モデル」に基づいて作成されたものです。
また、東海国立大学機構として、2030年に温室効果ガス51%(2013年比)以上削減し、2050年までのできるだけ早い時期にカーボンニュートラル実現を目指す、ことを目標としています。
カーボンニュートラル推進ビジョン「東海国立大学機構 地球温暖化時代の課題解決への貢献に向けて」
概要
カーボンニュートラル推進室は、2021年度から始まった「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション(以下,CNコアリション)(2021-25年度)への対応および東海国立大学機構としての「カーボンニュートラル推進戦略」の企画立案を主なミッションとします。
CNコアリションについては、総会の運営、地域のゼロカーボンWG、イノベーションWGに幹事機関としてかかわり、さらに、ゼロカーボン・キャンパスWG、人材育成WG、国際連携・協力WGにも参加しています。
幹事機関として参加する地域ゼロカーボンWGとイノベーションWGでは、東海国立大学機構のスタートアップビジョンである「東海地域の好循環モデル(TOKAI-PRACTISS)」に基づいて進めます。地域におけるゼロカーボン実現のための大学・自治体・企業・市民などの連携の姿を地域のゼロカーボンWGで、同時にTOKAI-PRACTISS が示す新たな産学連携による社会実装の姿をイノベーションWGで示していきます。
キャンパスのゼロカーボンWGでは総合大学のキャンパスにおけるゼロカーボン実現シナリオの提案、人材育成WG では岐阜大学および名古屋大学が進める環境人材育成の様々な取組、国際連携・協力WG では名古屋大学が進めてきた国際連携・協力の実績を示していく予定です。これらを通して、東海国立大学機構として、CN コアリションの成功に貢献するとともに、将来のカーボンニュートラル推進戦略につながる他大学等との情報連携、ネットワーク構築を行います。
カーボンニュートラル推進室は下記のメンバーにより構成されるほか、名古屋大学と岐阜大学のそれぞれに連絡調整および活動支援を担当する組織が置かれています。
- 名古屋大学 未来社会創造機構 脱炭素社会創造センター (2022年4月1日設立)
- 岐阜大学 高等研究院 脱炭素・環境エネルギー研究連携支援センター (2021年11月1日設立)
推進室員
氏名 | 職名 | 所属 |
佐宗 章弘 | 室長 | 名古屋大学 |
王 志剛 | 副室長 | 岐阜大学 |
岐阜大学オフィス | ||
村岡 裕由 | 教授 | |
小林 信介 | 教授 | |
上原 雅行 | 准教授 | |
小林 智尚 | 教授 | |
吉田 弘樹 | 教授 | |
浅野 浩志 |
特任教授 |
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岩澤 淳 | 教授 | |
益川 浩一 | 教授 | |
齋藤 琢 | 准教授 | |
伊藤 浩二 | 助教 | |
名古屋大学オフィス | ||
則永 行庸 | 教授 | |
西澤 泰彦 | 教授 | |
酒井 武信 | 特任教授 | |
高野 雅夫 | 教授 | |
田中 英紀 | 教授 | |
教授 | ||
永岡 勝俊 | 教授 | |
伊東 早苗 | 教授 | |
加藤 滋 | 主席URA | |
長島 正明 |
主幹URA | |
大西 貴文 | 研究員 | |
成田 宣尚 | URA | |
山澤 靖 | 研究員 |
問い合わせ先
カーボンニュートラル推進室
E-mail: thers_cn[at]mirai.nagoya-u.ac.jp